『24』を製作総指揮したハワード・ゴードンの『ホームランド』も面白い

『24』好きなら絶対に観るべき海外ドラマが『HOMELAND / ホームランド』です。

こちらは『24』を総合製作指揮者のハワード・ゴードンが、『24』のシーズン8が終了したあとにイスラエルのTVドラマ『Prisoners of War』を原作として新たに製作したドラマになります。

本国アメリカで2011年に公開され、最終的にシーズン8まで製作されています。すでに日本でも全シーズン視聴可能ですので、まだ観ていない方がいましたらぜひ観てみてください。

とても評価の高い作品で、『24』よりもおもしろいと評価する人もいるくらい！

おすすめ視聴方法

『ホームランド』はディズニープラスでの視聴がおすすめです。

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『ホームランド』の概要

海外ドラマ『ホームランド』は、2011年から放送されているスパイ・スリラー・ドラマ・シリーズです。CIAの秘密工作員であるキャリー・マティソン（演 クレア・デインズ）が主人公で、アメリカ国内に潜入するテロリストと戦うという物語。

ギデオン・ラフが制作したイスラエルのTVシリーズ「Prisoners of War」（戦争の囚人）の設定に基づいています。

簡単なあらすじ

CIAエージェントのキャリー・マティソンと、8年間アルカイダに捕らわれていたあとに救出されたアメリカ海兵隊員ニコラス・ブロディを中心にものがたりは展開します。

キャリーはブロディが帰国したあと、彼がテロリストとして洗脳されたのではないかと疑います。彼女は独自の調査を開始し、ブロディの過去を探ります。同時に、ブロディはアメリカ社会に再び溶け込もうとしますが、彼の複雑な経験と秘密が家族や周囲の人々に影響を及ぼすのです。

本作は、国家安全保障の脅威、テロとの戦い、個人のアイデンティティと忠誠心の探求を軸に、政治的陰謀、心理的ドラマ、サスペンスを織り交ぜながら物語は進行します。キャリーとブロディの複雑な関係が物語の中心となり、緊張感溢れる展開が続きます。

シーズン1のあらすじ

CIAエージェントのキャリー・マティソンが中心人物です。彼女は、イラクで捕虜となっていたアメリカ海兵隊員、ニコラス・ブロディがテロリストに転向した可能性を疑っています。

ブロディは8年間の捕虜生活のあと救出されてアメリカに帰還し、国家の英雄として迎えられますが、キャリーは彼がアル・カーイダのスパイになっていると信じています。シーズンを通じて、キャリーはブロディを監視し、彼の過去と現在の行動に関する証拠を集めるのです。

一方で、ブロディは家族との関係を再構築しようとしながら、政治的野心を抱き始めます。キャリーとブロディの間には複雑な関係が生まれ、キャリーは自身の精神的な問題とも戦わなければなりません。

シーズン2のあらすじ

CIAエージェントのキャリー・マティソンと元海兵隊員のニコラス・ブロディの複雑な関係が中心になります。

シーズン1でテロリストとの疑いをかけられたブロディは、アメリカ政治の中心へとさらに深く関わっていきます。キャリーはCIAを離れていましたが、ブロディに関する重要な情報を得たことで再び活動開始。

このシーズンは、ブロディがテロ組織との関係を隠し続ける一方で、高い地位へとのし上がる様子を描きます。キャリーとブロディの関係も更に複雑なものになり、キャリーはブロディが本当に改心したのか、それともまだテロ組織と関わっているのかを見極めようとします。

シーズン3のあらすじ

CIAによるテロリスト攻撃の防止失敗後の混乱が描かれます。キャリー・マティソンは公聴会で証言し、その過程で自身のキャリアと評判が危険に晒されます。一方、ニコラス・ブロディは国際的な逃亡者となり、その所在は不明です。

このシーズンは、キャリーとブロディの個人的な葛藤、プロフェッショナルな挑戦、そして彼らの複雑な関係が中心になります。CIAの内部では、サウル・ベレンソンが新たなリーダーとして脚光を浴び、機関の再建と評判回復に取り組みます。

キャリーは、ブロディの名誉回復と無実を証明するために奮闘しますが、その過程で多くの障害に直面します。ブロディの家族もまた、彼の行動の影響を受け続けています。シーズン全体を通じて、陰謀、裏切り、個人的な犠牲が絡み合いながら、キャラクターたちがそれぞれの戦いを繰り広げます。

シーズン4のあらすじ

CIAエージェントのキャリー・マティソンがパキスタンのイスラマバード駐在員として新たな任務に就きます。中東の政治的な不安定さとテロリズムが中心テーマです。

キャリーは、複数のテロリストをターゲットにしたドローン攻撃を指揮しますが、この攻撃が大きな論争を引き起こすことに。そのなかで、攻撃から生き残った医学生アヤンに注目が集まり、彼との関係が物語の重要な要素となります。

一方で、キャリーはパキスタンの情報機関ISIや地元の政治家たちとの間で複雑な関係に巻き込まれます。また、キャリーの個人的な問題、特に彼女の精神状態や家族との関係も見どころです。

シーズン5のあらすじ

主人公キャリー・マティソンがCIAを去った後の物語です。このシーズンは、ヨーロッパでのテロ活動、情報漏洩、国際的な陰謀が中心テーマとなり、ドイツのベルリンを舞台に展開します。

キャリーは私設セキュリティ会社で働きながら、娘と平穏な生活を送っていますが、彼女の過去が彼女のことを追いかけ、新たな脅威が現れるのです。

かつての同僚や新しいキャラクターと協力しながら、複雑な陰謀を解明し、個人的な挑戦にも直面します。サスペンスと政治的なドラマが絡み合いながら、キャリーのCIAエージェントとしての過去と、新しい生活との間での葛藤が描かれるのです。

シーズン6のあらすじ

主人公のCIAエージェント、キャリー・マティソンはCIAを去り、ニューヨークでイスラム系アメリカ人の法的支援を行っています。一方、新たに選出された女性大統領エリザベス・キーンは外交政策において独自のアプローチを持っており、これがCIAや軍の一部との間で緊張を生じさせるのです。

シーズンを通じて、キャリーはテロ対策と個人の自由との間での葛藤、政治的陰謀、そして国家の安全保障に関する複雑な問題に直面。また、彼女の昔の同僚であるサウル・ベレンソンやピーター・クインも重要な役割を果たし、物語に深みを加えます。

キャリーは個人的な挑戦と職業的な困難の両方に直面しながら、国家の安全と民主主義の原則を守るために奮闘します。

シーズン7のあらすじ

主人公のキャリー・マティソンとソール・ベレンソンの関係に焦点を当てています。

アメリカの大統領エリザベス・キーンが強権を振るい、多くの政府職員や情報機関のメンバーを逮捕します。これに対し、キャリーはキーン大統領の政策に反対し、彼女の弾劾を目指すのです。一方、ソールは大統領の要請で、ロシアのアメリカ選挙介入に関する情報を探る任務に就きます。

物語は、政治的陰謀、裏切り、個人的な犠牲を交えながら進展し、キャリーとソールがそれぞれの方法で真実を暴き出し、国の危機を克服しようとする姿が描かれています。政治的な駆け引き、倫理的なジレンマ、そしてキャリーの精神的な葛藤が特に強調されています。

シーズン8のあらすじ

主にアフガニスタンとパキスタンでの出来事に焦点を当てています。

CIAエージェントのキャリー・マティソンがアメリカとタリバン間の和平交渉に深く関与していきます。キャリーは、以前の任務でロシアに拘留されたあと、精神的な回復と信頼の再構築を図りながら、新たな任務に就きます。

物語は、アメリカとタリバンの和平合意に向けた交渉と、その過程での政治的な陰謀や裏切り。キャリーは、自身のメンターであり友人であるサウル・ベレンソンと共に、複雑な国際的な課題に立ち向かいます。シーズンを通じて、キャリーは自身の忠誠心と個人的な過去との間で葛藤し、最終的には重大な決断を迫られるのです。

主要キャスト（登場人物）

キャリー・マティソン
（演：クレア・デインズ）

CIAの職員で、優れた洞察力と献身的な性格を持つが、双極性障害に苦しんでいる。彼女はシリーズ全体を通じて、国際的なテロとの戦いに深く関わっている。

ニコラス・ブロディ
（演：ダミアン・ルイス）

アメリカ海兵隊の軍人で、長期間テロリストに捕らわれていたあとに救出される。彼の忠誠と過去の経験は、シリーズの初期の重要な謎の一つ。

ソール・ベレンソン
（演：マンディ・パティンキン）

CIAのベテラン職員でキャリーのメンター。彼は経験豊かで、キャリーの最も信頼できる支持者のひとり。彼のキャリアと個人的な道徳は、シリーズを通じて重要な要素となる。

ピーター・クイン
（演：ルパート・フレンド）

CIAの特殊活動部門に所属する冷静で有能なエージェント。彼は後のシーズンでより重要な役割を果たし、キャリーと複雑な関係を持つ。

ダール・アダール
（演：F・マーリー・エイブラハム）

CIAの上級職員で、しばしば道徳的に曖昧な決断を下す。彼はCIA内の陰謀と政治的な動きに深く関わっている。

視聴者の評価・口コミ

皆さんがSNSに書いているように『ホームランド』は最高のドラマです。

最初はただのスパイものかと思いましたが全然違いました。キャリー役のクレア・デインズの演技が本当に素晴らしい。彼女のキャラクターがCIAエージェントとしてどんなに複雑で、繊細な心理状態を抱えているか、それが本当にリアルに描かれています。

それに、ストーリーの展開がとてもスリリングで、毎回何が起こるかわからない感じがたまりません。テロと政治の裏側を描いているわけですが、それが全然重すぎず、ちょうどいいバランスでドキドキさせてくれるんですよね。

さらに、サウンドトラックもいい感じです。シリアスなシーンとかアクションシーンでの音楽が、雰囲気を盛り上げてくれて、めちゃくちゃ引き込まれます。

シーズンを追うごとに、登場人物たちの心理や関係性がどんどん深まっていきますし、キャラクターたちの成長もすごく見ごたえがあります。とくにブロディ役のダミアン・ルイスとの関係など、ネタバレになるので書きませんが、見てるこっちが感情移入しちゃうレベルです。

これは見ないと損するレベルのドラマですので、興味あるなら絶対見てみてください。毎エピソードが予測不可能で、最後まで気が抜けませんよ。

『ホームランド』の視聴方法

	配信状況	公式サイト	月額料金	お試し	追加課金
ディズニープラス	シーズン1-8 （定額見放題） （字幕／吹替）	詳細を見る	990円 （税込）	なし	なし
Amazonビデオ	シーズン1-8 （1話150円） （字幕／吹替）	詳細を見る	600円 （税込）	30日間	あり
Lemino	シーズン1-8 （1話165円） （字幕／吹替）	詳細を見る	990円 （税込）	31日間	あり
クランクイン	シーズン1-3 （1話165円） シーズン4-8 （1話220円） （字幕）	詳細を見る	990円 （税込）	14日間	あり
楽天TV	シーズン1-7 （1話165円） シーズン8 （1話220円） （字幕）	詳細を見る	ー	なし	あり
TELASA	シーズン1-8 （1話286円） （吹替）	詳細を見る	618円 （税込）	15日間	あり
ビデオマーケット	シーズン1-8 （1話165円） （字幕／吹替）	詳細を見る	500円 （税込）	初月	あり
Hulu	配信なし	ー	ー	ー	ー
Netflix	配信なし	ー	ー	ー	ー
FODプレミアム	配信なし	ー	ー	ー	ー
ABEMA	配信なし	ー	ー	ー	ー
U-NEXT	配信なし	ー	ー	ー	ー

『ホームランド』は複数の動画配信サービスで配信中ですが、以下の理由から一番のおすすめはディズニープラスになります。

ディズニープラス以外の配信サービスはすべて1話視聴するごとに150円〜の追加課金が発生。

各シーズン10話以上あるため、毎回課金していたら結構な出費に！

それらの出費がまったくないことから、現在視聴するならディズニープラスの一択です。

【参考】ディズニープラスのサービス解説
【参考】ディズニープラスの登録方法

まとめ

『24』と並ぶおもしろさ、評価の高さで話題の『ホームランド』を紹介しました。

視聴者からは好評で、本国アメリカでは脚本や主役の演技が評価されています。

『24』ファンなら絶対にハマるドラマですので、もしまだ観ていない人がいましたら、まずはシーズン1の第1話だけでも観てみましょう。おもしろさは保証します！

おすすめの視聴方法はディズニープラスで、こちらでは『リブ・アナザー・デイ』を除く『24』シリーズもすべて見放題です。