『24:レガシー』のあらすじ内容や感想、登場人物(キャラクター)や視聴方法などを紹介。
本作は12話構成のミニシリーズで、主人公がそれまでのジャック・バウアーからエリック・カーターに入れ替わるという前代未聞の展開が注目を集めました。
過去シーズンの人気キャラクターもひとり登場し作品を盛り上げていますので、ジャックが出ていなくても必見です。
24:レガシーのおすすめ視聴方法
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24:レガシーのあらすじ
『24:レガシー』のは米国FOXで2017年に放送された全12話構成のミニシリーズです。
エリック・カーターは、イエメンで有名なテロリスト指導者イブラヒム・ビン=カリードを殺害した部隊に所属していた経歴を持つ。半年後、部隊のメンバーが次々と殺されていく。エリックは、自分と部隊メンバーの身元が漏洩していることに気づき、危険と陰謀の渦に巻き込まれていく…。
テロ対策ユニット(CTU)の元トップであるレベッカ・イングラムは、カーターと組んでテロリストのネットワークを暴き、味方の忠誠心や身近な人物を信頼できるかどうかに疑問を抱かせる。
1話のあらすじ
6ヶ月前、テロリストのリーダーであるイブラヒム・ビン=カリードを殺害したエリック・カーターは、母国アメリカで妻のニコルと共に証人保護プログラムを受けて平穏な暮らしを送っていました。
しかし、軍隊時代の同僚だったベン・グライムズから「特殊部隊の仲間たちとその家族がビン=ハリードの手下たちによって殺されている」ことを電話で聞き、その直後に自らも襲われることになるのです。隊員達の身元がバレていること知ったエリックは、かつて作戦の指揮を執っていたCTUの元局長レベッカ・イングラムに助けを求めるのです。
第2話のあらすじ
元隊員のベン・グライムズは、国内に潜伏しているテロリストの情報などが入ったリスト(USBメモリー)を持っており、それを返して欲しいエリックに対して200万ドルを要求します。
エリックは1時間以内にその大金を確保するために、ある大胆な行動に出るのです…。一方、大統領選の他の候補者が、自身の選挙マネージャーであるニラーの悪い過去に関することを公表しようとしており、ジョン議員はその問題に対処しなければなりません。
第3話のあらすじ
警察署を無事脱出したエリックは、ベン・グライムズとリストを交換するために、ある駅で彼と待ち合わせをすることになります。
しかしその一方で、別の人物たちも彼らのことを追っており、駅では一体どのような展開になってしまうのでしょうか?また、ジョン議員の選挙マネージャーが機密情報にアクセスしていたことを掴んだレベッカは、夫にそのことを報告し、自ら彼女のもとへ向かい尋問するのですが…。
第4話のあらすじ
リストがジャダラ・ビン=カリードらに渡ってしまい、手がかりがほとんどない状況に。ところが、ベンはテロリストを探す手がかりとしてある人物の名前を明かすのです。
一方、レベッカは機密情報にアクセスしたとされる選挙マネージャーのニラーをCTUへ連行し尋問を続けるのですが、ジョン議員は父親のヘンリーから真実を聞くことになります。
第5話のあらすじ
ONYX(オニキス)と呼ばれるミサイル迎撃システムの設計図のエサにして、エリックとベンはジャダラに改造銃を売った疑いがあるガブリエルという武器密売業者のもとへ行き、彼の居場所を聞き出そうとします。
一方、ドリューを殺害した高校生アミラは病院から兄ハサンの車に乗って自宅まで戻るのですが、その自宅では彼らが予期しない “ある人物” が待っているのです。
第6話のあらすじ
ベンを亡くして悲しんでいるエリック。ガブリエルのコンピューターからジャダラ・ビンカリードの居場所と思われる住所が判明し、ベンの手がかりは本物だったとわかります。エリックはトマスらCTUのチームに参加して彼らの住所へと急行するのですが…。
一方、アミラとハサンはテロ攻撃の準備を着々と進めていきます。高校の教師ハリスが爆弾の元を持ってくるのですが、アミラを助けるために彼はある行動に出るのです。
第7話のあらすじ
ジャダラ・ビンカリードに妻ニコルと兄アイザックを人質に取られ、さらにUSBメモリ内のリストを修復できる人を連れてくるよう要求されたエリックは、リストを修復するのではなく破壊してもらおうとCTUの分析官アンディを連れ出し、ジャダラのもとへと向かうのでした。
一方、CTUのレベッカは唯一の手がかりとなった夫ジョン議員の父親ヘンリーの口を割らせようと、外部の人間で過去に関係があるトニー・アルメイダに尋問を頼むことになります。
第8話のあらすじ
エリックとアンディはジャダラが持っているUSBメモリーのリストを破壊するために、彼らのアジトへ向かうことになります。しかし、同時に彼らの居場所を掴んだCTUや国家情報局は、テロリストを一掃するためにある作戦を実行しようとするのです。
一方、レベッカのもとに夫ジョン議員がやってきて、父親ヘンリーのトニーによる尋問を見守ることになるのですが…。
第9話のあらすじ
ジャダラ・ビンカリードを無事拘束したのも束の間、さらに危険なナセリという人物が逃走中。エリックとCTUは彼を探すために、彼が電話を掛けていたある家に突入することになるのですが…。
一方、ナセリはCTUの警備員の愛人を人質に取っていたのです。一体CTUの警備員に言うことを聞かせて、何をすると言うのでしょうか?
ジョン議員は大統領選から出馬を取り止めようとするのですが、それを聞いた父親ヘンリーの反応はいかに?
第10話のあらすじ
ジャダラやナセリらに拉致されてしまったジョン議員。レベッカらCTUは彼を捜索するために全力を尽くします。その一方で、レベッカのもとにジャダラから連絡が。彼女は決断を迫られ、エリックに協力を求めることになるのです。
ジャダラは思いもよらない人物と再会を果たします。そして、ジョン議員の身柄と引き換えに、過去の作戦を指揮していたレベッカを要求するのです…。
第11話のあらすじ
ジョン議員を解放する代わりに、レベッカ自身がテロリストらに連れ去られてしまいました。エリックとジョン議員は彼女を探し出すために、CTUの分析官アンディが発見した米国国家情報局長官のある手がかりを追うことになるのです。
そして、トニーはその長官からある仕事を頼まれるのですが…。
一方、自身(イブラヒム・ビンカリード)を殺害する作戦を指揮したレベッカに罪を告白させ、処刑するつもりのなのですが、一体どうなってしまうのでしょうか?
第12話のあらすじ
エリックはナセリの娘を確保したのですが、外にはトニーらの部隊が待機しており、彼らはついに痺れを切らして建物内に突入してくることになります。エリックvsトニーの行方はどうなるのでしょうか?
そして、同時にシムズ情報長官のスマホのロックを解除しているCTU分析官のアンディ。彼はなんとかロックの解除に成功し、それをジョン議員に伝えることになるのです。
最終話。一体どんな展開が待っているのでしょうか…?
24:レガシーのキャスト(登場人物)
24:レガシーで登場する主要キャストになります。
- エリック・カーター
帰国した元アメリカ陸軍レンジャー - レベッカ・イングラム
元CTU長官 - ジョン・ドノヴァン
米国の上院議員であり大統領候補 - アンディ・シャロウィッツ
CTUの通信アナリスト - ニコール・カーター
エリック・カーターの妻 - キース・マリンズ
CTUの現局長 - ベン・グライムズ
陸軍レンジャー部隊の元隊員 - アイザック・カーター
犯罪歴のあるエリック・カーターの兄
24:レガシーに登場するキャストは以下の記事でも紹介しています。
24:レガシーの視聴方法
ディズニープラス | Lemino | クランクイン | Amazonビデオ | TELASA | U-NEXT | FODプレミアム | Hulu | ABEMA | Netflix | |
おすすめ度 | (5 / 5.0) | (4 / 5.0) | (4 / 5.0) | (3 / 5.0) | (3 / 5.0) | ー | ー | ー | ー | ー |
配信状況 (課金) | シーズン1-8 シーズン10 (見放題) | シーズン1-10 (1話165円) | シーズン1-9 (1話165円) シーズン10 (1話220円) | シーズン1-8 (1話150円) シーズン9 (1話300円) シーズン10 (1話500円) | シーズン1-8 (1話286円) | ー | ー | ー | ー | ー |
字幕/吹替 | 字幕/吹替 | 字幕/吹替 | 字幕 | 字幕/吹替 | 吹替 | ー | ー | ー | ー | ー |
月額料金 (税込) | 990円〜 | 990円 | 990円 1,650円 | 600円 | 618円 | ー | ー | ー | ー | ー |
お試し期間 | なし | 31日間 | 14日間 | 30日間 | 15日間 | ー | ー | ー | ー | ー |
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- 24:レガシーの視聴に発生する課金額
- ・ディズニープラス:0円
・Leminoプレミアム:1,980円
・クランクイン!ビデオ:2,640円
・Amazonプライム・ビデオ:6,000円
もっともおすすめなディズニープラス
おすすめ度 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
『24』の配信状況 (課金の有無) | シーズン1-8,10 (見放題) |
字幕/吹替 | 字幕/吹替 |
月額料金 (税込) | 【スタンダード】 月額制:990円 年額制:9,900円 【プレミアム】 月額制:1,320円 年額制:13,200円 |
お試し期間 | なし |
配信数 | 16,000本 |
追加課金 | なし |
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【参考記事】ディズニープラスのサービス内容
【参考記事】ディズニープラスの登録手順
『24』の詳しい視聴方法は以下の記事でも解説しています。
24:レガシーのあれこれ
24:レガシーの感想
詳しい感想は以下に書いています。
24:レガシーの不祥事
『24:レガシー』第4話で流されたテロの映像が、実は、2013年にケニアの首都ナイロビにあるウェストゲートショッピングセンター(Westgate shopping mall)で実際に起きた本物のテロ映像だったことが判明しました。
このテロが起きたのは2013年9月21日(土)のことで、身元不明のテロリストらがショッピングモールで銃を乱射し、少なくとも67人が死亡、175人以上が怪我を負いました。
その後、ソマリア南部を中心に活動するイスラム過激派グループのアル・シャバブ(Al-Shabaab)が犯行声明を出したのです。
第4話でこの映像が使われたのは、CTUでレベッカ・イングラムとキース・マリンズが揃ってドナルド・シムズ米国国家情報長官に、テロの脅威や現状を報告するシーンです。
レベッカは過去に起きた事例として、3年前エジプトのアレクサンドリアにあるアルジェグラドマーケット(Al-Jegrad market)で起きたとされるテロ映像を流し、このテロはビン=カリードらの犯行で、18人のアメリカ人を含む200人以上が亡くなったと長官に報告したのです。
このシーンの映像は実際にケニアで発生したテロの映像で、それを物語ではエジプトで起きたテロの映像として流していたわけです。
第4話が放送されたあと、ケニア人を中心に「これは容認できない。遺族などへの配慮がない」などとTwitter上で「#SomeoneTellFox(誰かFOXに報告して)」というハッシュタグを付けて批判が広がりました。
この事態を受けて『24:レガシー』のプロデューサーであるマニー・コトとエバン・カッツは以下のコメントを出しています。
ナイロビでのテロ映像を使ってしまい後悔しています。この映像は今後この物語からすべて取り除きます。我々は被害者や遺族の方々に深くお詫び申し上げます。
本物のテロ映像を物語で使ってしまい、被害者やその家族の方に対する配慮が欠けていたということのようです。
今回の『24:レガシー』は1話目からイスラムの恐怖を煽るものだと一部批判されており、再び違う方面からも批判を浴びてしまったかたちです。
24:レガシーの打ち切り理由は?シーズン2?
『24: レガシー』は放送局のFOXが続編の製作をキャンセルしたと発表しています。
放送直後は製作陣からも続編に関して前向きな発言があったため、高い確率で続編が製作されると予想されていましたが、残念ながら今後制作されることはありません。
理由として挙げられるのは、視聴率が悪かったことが一番の原因だと考えられます。
『24:レガシー』は、史上2番目の視聴率を記録したアメリカンフットボール試合「スーパーボウル」の直後に放送されたにもかかわらず、過去14年間でもっとも低い視聴率を記録してしまいました…。
その後もイスラムの恐怖心を植え付ける内容だといって批判されたり、ケニアで起きた実際のテロ映像を物語中に使用し謝罪したりと、新エピソードが放送されるたびに視聴率は落ち、最終的には300万人台まで視聴者数が減ってしまったのです。
『24: レガシー』の続編となるシーズン2の製作はキャンセルされたわけですが、『24』自体は今後も続けていくそうです。
すでにFOXやプロデューサーらは新たな『24』の製作に向けて話し合いをしているそうで、『24』を再び観れる可能性は十分にあります!。新たなキャラクターで物語を描くのか、昔のキャラクターを登場させるのか分かりませんが、とりあえず『24: レガシー』とは違った全く新しい『24』を製作するそうです。
FOXのCEOダナ・ウェルデン
作品自体はいい作品と評価していますが、今回視聴率が悪かったことに「悲しい。もともと各話700〜800万人くらいの視聴者数を期待していた」と述べていましたが、実際には各話300万人台だったことに驚いているそう。ただ、続編の制作には前向きな様子。
FOXで以前番組編成を担当Preston Beckman
「まだ最終話を観ていないが、もし私がまだFOXにいたら、シリーズを直ぐに復活させるのは勧めないだろう」とコメント。
プロデューサーのエバン・カッツ
プロデューサー陣は続編シーズン2の制作を望んでいるそうで、すでにどんな感じにするのか沢山のアイディアが浮かんでいるようです。
最終12話も続きがあるような感じで終わりましたので、プロデューサー達は続編を見込んで意図的にあのような脚本にした可能性もありますよね。ということで、彼らもシーズン2制作にはかなり前向きな様子。
まとめ
『24:レガシー』のあらすじ・ネタバレや感想、キャスト(登場人物)、視聴方法などを紹介しました。
主人公が変わっても相変わらずの早い展開に退屈することなく観れます。エピソード数も全12話と短いためあっという間です。
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