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『24 TWENTY FOUR』の魅力って何だろう!?

過去シーズン

2001年に米国で放送が開始された『24 TWENTY FOUR』ですが、日本ではレンタル店に大行列ができたり、続きが観たくて徹夜をして観たりなど社会現象にまでなりました。

今の海外ドラマブームの火付け役ともなった『24』ですが、脚本が素晴らしいのはもちろん、「リアルタイム」という斬新なアイディアや物語の展開の早さなど、なぜこのドラマが面白いのかは、すでに観たことのある人なら簡単に理解できるはずです。

まず、なぜ『24』が人気なのか簡単にまとめてみたいと思います。

物語の内容を含みますので注意

脚本が面白い

『24』がなぜ大ヒットしたのか!?と聞かれれば、それは「脚本が面白いから!」と答えざるを得ません。

どのシーズンもよく練られており、その中でも特にシーズン1に関しては今見返してみても素晴らしい脚本だったと思います。

例えば、最も信頼していた人物が実はテロリスト側の内通者だったり、主役級の人物が殺されたり、と想定外のことが次々と起こります。CTU(テロ対策ユニット)内に内通者がいるのは、もう『24』のお決まりネタになっているけど、それでも最初の頃のシーズンではそれが定番化していなかったので初めての時はつい驚いてしまうのです!

また、他の海外ドラマでは見られない予想外の事が本当に沢山起きます。他のドラマだと大体この後はこうなるな!と言った予想をしてその通りになることが結構あるけど、『24』の場合は予想しづらい上に、それが思いも寄らぬところで立て続けに起こるから、見ている方も驚いたり、刺激的だったり、とにかく満足感があって飽きずに観られる。結果として次へ次へと観続けたくなってしまい中毒になっていってしまうのです。

『24』の脚本は複数人で書いているけど、中でも全シーズンに関わっている脚本家兼プロデューサーのハワード・ゴードンの力が大きいと思います。彼は『24』終了後も、『HOMELAND』や『Tyrant』など同じく脚本が素晴らしいと評価されている作品の脚本を書いています。

まだこの2つの作品を観ていない人は実際に動画サイトhuluなどで視聴できるので観てみることをオススメしますし、きっと他のドラマよりも面白いと感じるはずです!彼が書く脚本はなぜか奥深くまで考えられていて、奇想天外な事が多い。

新作の『24: Legacy(レガシー)』も彼が脚本とプロデューサーを務めているので、是非シーズン1を超えるような素晴らしい脚本を書いてくれることを期待したいと思う。本当に『24』の魅力は脚本に尽きる。

展開の早さ

『24』の特徴として、展開が早く次から次へとどんどん進んでいくので観ていて全く飽きない点が挙げられます。

常に何か問題が発生しているような感じで、その早さが素晴らしい脚本を引き立てているようにも思えるのです。あの展開の早さに慣れてしまうと、他のドラマがまるでスローモーションかのように思えてしまうほど!

特に日本で3大海外ドラマとして数えられている『LOST』なんかは『24』を観た後に観るとつい寝てしまうほど退屈に感じてしまいます(実際に寝てしまったことがあります 汗)。だらだらダラダラ進んでいく物語はどうしても飽きてしまうし、つまらないし、実際に途中で『LOST』を観るのをやめた人は多いと思うのです。。。

でも、一方で『24』を途中で観るのをやめた!という人に今まで会ったことがないですし、聞いたことがありません!と言うかそんな人はいないと思います。絶対に飽きない工夫がされていますし、次がどうしても気になってしまうように制作されているからです。

リアルタイム

『24』の「リアルタイム」という独特なフォーマットを利用しているのも、当時はなかなか斬新的で面白く見せるために工夫されたものなのです。まるで幾つかのシーンが同時に展開されているかのように感じ、見ている側は特に何も感じていなくても、自然と頭の中でそのように感じて面白さや満足感に繋がっているんだと思います。

そもそも「リアルタイム」という手法はすでに昔からある手法でして、『24』が最初に始めた新しいアイディアというわけではありません。でも『24』の脚本や展開の早さなどが混ざり合って総合的にああいうゾクゾク感を引き立てているのだと推測します。

内通者

すでに紹介したように『24』のあるあるネタと言えば、毎シーズンのようにCTU内部などにスパイがいることで、いわゆるテロ組織と繋がっていて外部に情報を漏らしている裏切り者です。

シーズン1だとジェイミーやニーナ、2だとマリー・ワーナー、3だとガエル(実際は違うが疑われる)、4だとテイラー、5だとマイルズ、7ではFBIを含む政府内部に複数の内通者が、8ではデイナ・ウォルシュやタリン・ファルーシュ、Live Another Dayではスティーブ・ナバロなど、ほぼ全シーズンに渡って内通者が出てくるのです。

これがどこで出てくるのか、誰が内通者なのか分からないので、予想したりしても全く違う人物が内通者だったりするので面白い!まー、そもそもCTUに内通者多過ぎ………って言うか身辺調査甘過ぎじゃない!?って感じなんですけどねぇ。。。

家族関係

ジャックの家族はもちろんのこと、大統領側の家族(例えばパーマー大統領やシェリーなど)やテロリスト側の家族など、家族関係で揉めるのも『24』ならでは!

意外と家族構成が複雑だったり、家族の中に実はテロリストがいたり、予想外で面白い。まさかジャックの父親や弟が出てきてテロリストに間接的にも協力していたなんていうのも意外だし、テロを解決していく意外にも普通の家族内でのいざこざが面白いドラマでもある。

CTU内部の揉め事

CTUで働いている分析官などはお互い好きなのか好きじゃないのか分からないけど、毎シーズン喧嘩をしていて仲は良くない。

特にクロエは問題ありのキャラクターで周囲の分析官と揉めてばかり。密かに相手が何をしているのか調べたり、チクったりして相手をバカにすることも多々ある。基本的には野心家が多く、隙さえあれば常に上を目指している人ばかり。CTUの給与がそこまで高くないのも内通者やそういう不満を言う人が多い原因なのかもしれない。

クロエのムスッとした顔や、ネチネチ言い争いをしているのが面白い!

ジャック・バウアー

主人公ジャック・バウアーはとても感情的な部分があって、起伏が激しい男。テロリストには(テロリストと思っている奴には)容赦なく銃を突き付けたり怒鳴ったり、首を絞めることもあるし、時には殺害してしまうことも。

恋愛などもするジャックだけど、テロを阻止するためには犠牲はつきものという考えで感情論を排除して動いてしまう。任務や正義に関しては人一倍責任感があり、絶対に任務を遂行する。

また、2回ほど心臓がとまっているにも関わらず、2回とも奇跡の生還を遂げ、生き返っている超人なのだ。

トニー・アルメイダ

忘れている人もいるかもしれないけど、元々トニーはCTUで働いていて、度々ジャックとは喧嘩していた。シーズン5で妻のミシェルが殺されて以来はその報復のために行動しており、テロにも加担。最終的にはジャックらを裏切ってしまう。トニーも『24』とは切っても切れない関係で忘れた頃に出てくる人気キャラクターの1人。

個性的なキャラクター

他にも個性的なキャラクターがとても多く、元大統領夫人のシェリー・パーマーは毒舌でワガママでなかなかのやり手で憎めないキャラクター。もちろんクロエも意地悪だし、ぶっきらぼうだけどどこか憎めない。ニーナもあれほどの事をやっておいてまだ生きている強者で、ジャックの妻テリーを殺したにも関わらず、なかなかジャックに対しても挑戦的だ。

エドガーとかマイロとか、アーロとかCTUの分析官は少し変わり者が多くて周囲とのいざこざが面白いし、クロエの旦那モリスも頑固で面白いキャラをしている。また、シーズン4から大統領になるローガンは腰抜け感MAXで「現実のアメリカ大統領がアレだったら・・・」と思うと非常に笑える。

恩赦を要求

『24』に出てくるテロリストの切り札と言えば「大統領恩赦」で、追い詰められた時には必ずと言っていいほど全面免責の書面による大統領サイン付き恩赦を求める。タイムリミットが残り少ない場合や捜査が難しい場合には大体すぐに大統領が恩赦を出してしまう。中にはシーズン4のマルワンのようにこちらから恩赦を持ちかけても断ってくる強者もいるが、大体は恩赦を要求して自ら計画などを売ってしまう人が大半だ。

CTU攻撃

これまで何度かCTUがテロリストの標的となっており、シーズン2では爆弾によって、5では神経ガスによって、6ではテロリストらが自ら銃を持って侵入、8ではEMP(電磁パルス爆弾)によって攻撃を受けた。まず、不思議に思うのが警備がユルユルなところと、銃も簡単にテロリストが持ち込めてしまうこと。

誰でもCTUに入れるのかな??っていう感じのユルさには正直驚く!

海外ドラマはやっぱり『24』でしょ!

今では日本でもたくさんの海外ドラマがTVやネットで配信されているのを観ることができるけど、やっぱりその中でも面白いな〜と思う作品の中には『24』は入っています!若い人はあんまり見ていない人も多くて、若い人はどちらかと言えば『プリズン・ブレイク』を観ている印象。

『24』は大体30歳以上の人が見ている割合が高いと思います。もう最初に放送されたのが2001年なので少し世代が違うのかもしれないけど、絶対に今の若い人も一度は観てみたほうが良いと思うし、今ならhuluなどの動画サイトで一気見することも可能だし、何回でも繰り返して観れてしまう。

ここで少し各シーズンのおさらい。

シーズン1

シーズン1は大統領予備選の当日に大統領候補のデイビット・パーマー上院議員の暗殺計画があり、それを阻止するためにCTU(テロ対策ユニット)を指揮するジャック・バウアーが阻止する責務を負う。

シーズン1は記念すべき『24』の始まりのシーズンで、なにより物語の内容が素晴らしく本当に面白いです!最新のシーズンと比べるとCTUの設備や技術などもまだまだ古くて、自らの足で事件を解決していく感じがとてもイイ。とにかく1話だけでも見てみることをおすすめする。

シーズン2

シーズン2は妻テリーを殺され、失意の生活を送っているジャックのCTU復帰から始まる。核爆弾によるテロ攻撃がロサンゼルスで起こるという情報が入り、過去にジャックが捜査をした人物がテロに関わっている可能性がある。大統領直々の説得によりCTUに復帰したジャックは捜査を開始し、最終的に核爆弾テロ、そして戦争の危機を回避するのだ。

シーズン1でジャックの妻を殺したニーナが登場しジャックと関わったり、トニーとジャックの関係やパーマーが大統領職を奪われたり、次々と新しいことが起こるのでこちらも見ていて全然飽きません。

シーズン3

ロサンゼルスがバイオテロの脅威にあることが判明しジャックやトニー率いるCTUが捜査を開始する。過去にジャックが潜入していたメキシコの麻薬組織が関わっていることが判明!?ジャックが再び組織に潜入しバイオテロを阻止すべく尽力する。

シーズン3でもあのニーナが出てくるし、ジャックと過去に仕事をした人物がテロの黒幕にもなっているのだ。トニーの国家反逆罪など、後のエピソードにも関わってくるのでとても重要なシーズンになります。

シーズン4

シーズン4ではたくさんのテロが発生する。国防長官誘拐からメルトダウン、エアフォースワン撃墜、核弾頭ミサイルなど、次から次へとテロが発生し、今シーズンのテロ首謀者もなかなか手強いので、内容が濃くてとても面白い。最後にジャックは死を偽装するため死んだことにしたのだ。。。

本来はシーズン4で終了するはずだったため、このシーズンが最後という想定で制作されており、なかなかの出来栄えだと思う。個人的にはこのシーズンが1、2番目に面白いと思っている。

シーズン5

パーマー元大統領の暗殺に始まり、トニーやミシェルへの爆弾攻撃、クロエへの追跡など、ジャックの生存を知っている者が命を狙われる羽目に。その事実を知ったジャックは犯人を突き止めるべくロサンゼルスに舞い戻り、事件の捜査を独自に開始することに。

第1話からショッキングな事件が続々と発生、しかもジャックが生きており元恋人のオードリーとの再会。大統領やその側近、ジャックの弟によるテロ関与など最後までなかなか気が抜けない内容になっている。

シーズン6

アメリカ国内ではテロが頻発しており、政府はその対策に悩んでいた。シーズン5で中国に拉致され政府間の交渉の末に戻ってきたジャックは、テロリストの要望に応えるために自ら命を差し出す。しかしテロの首謀者に関する情報が間違っているとわかったジャックは自ら窮地を脱出し、自らテロを止めるべく尽力する。

小型核爆弾の市街地での爆発など、これまで起こらなかったことが度々起こり、中国で牢獄生活を送っていたジャックがどうやってテロを阻止していくのかが見所。

リデンプション

世界を放浪していたジャックはアフリカの小国サンガラにある学校でボランティアをして生活していた。しかし、ゲリラが子供を集めるためにジャックのいる学校を襲撃。子供達を国外へ連れ出す代わりに自身も召喚状に従いアメリカへと戻ることに。

短い物語だけど、シーズン7の内容へ直結しているので観るのは必須。

シーズン7

ジュマ政権撲滅のためにサンガラという国へ軍を送って援助をしているアメリカと、ジュマ政権との争いが繰り広げられ、その背後には実はアメリカの民間軍事会社の存在が。国内にすでにジュマ政権の手下が潜り込んでおり、トニーも直接的ではないがその下で働いている。

このシーズンもホワイトハウス襲撃など衝撃的なことが多々あるのでとても楽しめる。死んだはずのトニーが出てくるのでそこも見所!

シーズン8

国連で中東カミスタンの大統領ハッサンと米国のテイラー大統領が和平協定を結ぼうとしていたのだが、それを快く思わないカミスタンの反政府軍らが大統領の暗殺を企てる。しかし、その背後にはロシア政府が関与しているという衝撃の事実が。そして再びCTUに一時復帰したジャックは最後どうなるのだろうか・・・

果たしてテロの危機から回避することができるのか、そして『24』最後のシーズンということで、ジャックやクロエはどうなってしまうのかが見所で、最後は感動しちゃうかも!?

リブ・アナザー・デイ

シーズン8から数年後の設定で舞台はイギリスのロンドン。逃亡生活を送っていたジャックは同都市で密かに暮らしていた。ちょうどそこにアメリカのヘラー大統領が無人機に関する協定を結ぶためにロンドンを訪れていた。そこで、テロの可能性があるとジャックは自ら行動を起こすことに。

12話のミニシリーズとして制作されたLive Another Dayはキーファーが出演した最後のシリーズ!クロエのイメチェン姿や久しぶりのジャックの姿が見れ、2人の関係がどうなのかも見所。

字幕派?吹き替え派?

これはなにも『24』に限らず海外の映画やドラマを観る場合には絶対に分かれる問題で、人によってどちらで観るのかは異なる。字幕派の人たちの理由は「やっぱり出演者本人の声が良い!」とかが多くて、吹き替え派の人たちは「字幕だと映像に集中できなくなる!」というのが一般的なものだ。

正直、『24』に限って言えばどちらで観てもそこまで大差なくそれぞれ楽しめると思う。字幕派はジャックの怒鳴っていたり切迫している時の声が生々しくてカッコイイし、雰囲気で言ったら字幕の方がイイかもしれない。逆に吹き替えなら快適に映像だけに集中できるし、ジャックの声担当の小山力也さんの声のジャックもなかなか親しみやすい。

だから基本的には好みの方で観るのがイイと思う。これが『プリズン・ブレイク』だったら断然吹き替えの方をお勧めするけど、『24』はそこまで変わらないと思う。

観る順番は??

順番はやっぱりシーズン1から観るのが一番!シーズン1から後のシーズンへ続いている事柄もあるので、シーズン1は一番始めに見るべき!シーズン5から見る!とかいう人もいるけどそれはダメで、順番通りに1から観ていくことをおすすめする。『24』では結構過去のことが物語に出てくることもあるので、全シーズンが繋がっているという感覚で見るのがイイと思う。

一番面白いシーズンは?

どのシーズンが面白いかは人それぞれだと思うけど、やっぱりシーズン1の衝撃は今でも忘れられないし、他のシーズンと比較してもやっぱり一番面白かったかなーって思う。他にもシーズン4も個人的には色々なことが起こりすぎてテロも複数回あるので、内容が濃くて面白かったなーという感じ。

それ以外のシーズンももちろんも面白いけど、一番って聞かれたら1か4ですね。

TWENTY FOURを視聴する

24 TWENTY FOURを視聴したいならネット上で観るのがオススメで、もはやDVDなどを借りる必要はありません!ネットでなら基本的に全シーズン見放題で、字幕や吹き替えなど自分の好みの方法で観ることができます。しかも繰り返して何度でも観れちゃいますよ!

ネット上には『24 TWENTY FOUR』を観れる動画視聴サイトはいくつかありますが、その中でも特にメジャーなものを紹介したいと思います。どのサイトも必ずお試し期間というものを設けており、ある一定期間は登録されている全ての動画が見放題となりますので、是非利用してみましょう!

Hulu

海外ドラマに力を入れていて、質の高い動画サイトと言えばよくCMでも流れているHulu(フールー)です!海外ドラマファン必見のこの動画サイトなら『24』の全シーズンが見放題!

もちろん『24』以外にもたくさんの国内外のドラマや映画、アニメが勢揃いしていますので、『24』が見終わったら他のドラマも観ちゃうことが出来ますよ!

オススメ度:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

Twenty Four:シーズン1〜8、リデンプション、リブアナザーデイ

字幕:日本語字幕、日本語吹き替え

月額料金:1,026円(税抜き)

環境:PC、タブレット、スマートフォン

最後に

やっぱり『24』は何度観ても面白いです!もうこれまでに各シーズン10回くらい(多分もっと!)は観ていますが、一向に飽きる気配がありません(笑)

もう次の新作『24: Legacy(レガシー)』が観たくて観たくて待ちきれず、このサイトでも出来るだけ新作の最新情報を紹介していますが、新しい情報が入ってくる度に早く観たい想いが強くなっているのです。何度も言うようですが『24』は本当に面白いですので、まだ観ていない人は絶対に観る価値はありますし、観たことのある人ももう1度見直してみることをオススメします!

※紹介している情報は2018年8月時点のものになります。すでに配信が終了している場合もありますので、詳細は各動画配信サイトの公式ホームページにてご確認ください。

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